「故郷」的なもの 越谷市の不動産ジャストホーム

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2022年05月05日

「故郷」的なもの

連日、山菜づくしの営業より本日アップします。

イタドリ、コゴミ、ワラビ、タラの芽、セリ、それにフキ味噌・・・秋田の親戚からこの時期送られてくる山菜に連日舌鼓を打っております。天ぷらにしたりおひたしにしたり、それくらいしか思いつきませんが、シンプルに頂くのがベストです。「裏の山でいくらでもとれるから」というパワーワードがなんとも懐かしい。そう、私は秋田出身ではありませんが、子どもの頃の遊び場は「裏の山」でした。子どもは食べるものには無頓着なのでほとんど気付くことはありませんが、あのまま年を取っていたらおいしいものを見つけられるようになったんだろうなと思います。地元の人の目ってすごいですからね。残念ながら、川のどの辺に魚がいるかをかぎ分ける直観とカブトムシのいる木を見分ける眼力を手に入れる程度で、生まれ育った地を早々に離れてしまった自分は、山に投げ込まれても山菜ひとつ見分けられないでしょう。

 

先日、その田舎の家を売却することになりました。坪単価の相場は2万円・・・古家を解体し、更地にすれば赤字になるようなところです。売却というより処分といった方が近いですね。でもこれでいわゆる「帰る故郷」はなくなります。

「故郷」ということばに人は様々な思いを込めるものですが、私はこのことばにそれほどの感慨を抱きません。郷土愛が希薄なようです。ただ「故郷」的なものにはあこがれます。青森出身の寺山修司が書いた「恐山」というラジオドラマがあります。その中に、青森から東京に出かせぎに来た農民が生活に疲れ果て、しみじみと呟く科白があります。

「どこさか帰りてえ、どこでもいいから帰りてえ」

私が共感する故郷というのはこういうものかもしれません。

 

秋田に青森、きょうの隠れテーマは東北でした。そういえば本日オープンハウスに来られたお客様の出身地も青森でした。

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