本日、営業よりアップします。
都市のランドスケープを構想するのがマクロな視点だとすれば、リビングのコンセントの位置を数センチ単位で検討するなどというのはミクロな視点と言えるかもしれません。注文住宅で家を建てた方がYoutubeなどでわが家自慢をしている動画などをみていると、こだわりの多くはミクロなものが多いように思います。それは仕方のないことです。マクロな視点の家づくりと言われてもピンときません。「神は細部に宿る」と言った建築家もいます。細部へのこだわりがプロジェクトを成功に導くものです。
さて、話は変わって、
庭の小松菜をかじっていた青虫3匹をつかまえて虫かごの中で飼育していたところ、昨日から姿が見えなくなりました。探してみると虫かごのふたの裏でさなぎになっていました。これから1週間くらいでモンシロチョウが生まれてくるはずです。生命の神秘ですね。見届けてみたいと思います。
さなぎの写真を撮ろうとしてスマホ(iPhone)を近づけると、画面にチューリップのマークが現れます。これはマクロ撮影モードになったことを示していて、花や昆虫などの小さなものをアップで撮影してくれます。ちょうど虫眼鏡で撮ったように細部まではっきり写します。
通常モードだとこんな感じ。
マクロ撮影モードだとこんな感じに撮れます。
ただ、いつも不思議に思うのですが、なぜこれをマクロ撮影というのでしょうか? 小さな世界を拡大するのであればミクロ(=マイクロ)撮影というべきなのではないでしょうか? マクロというのは巨視的という意味なのだとすると、広角レンズを使った撮影の方こそマクロ撮影というべきですよね。なぜ逆なんでしょうか。だれかこの謎の秘密をご存知ですか? (今、私の脳内では「ハサミって、ぜんぜんはさんでないよね。むしろピンセットこそハサミなんじゃないか?」というラーメンズのネタがぐるぐる回っています)
ちょっとすごいことを発見しました。小さな被写体を大きく写すマクロレンズ。キヤノンもペンタックスもソニーもタムロンもシグマもライカもハッセルブラッドもそう呼んでいますが、なんとニコンだけはマイクロレンズと呼んでいます。
いったいどういうことなんだ?