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2026年03月11日

記憶は場所に宿る

本日、営業よりアップします。

3月11日。小3の娘によると授業の最後に黙祷をしたそうです。東日本大震災のことは学校で少しは習っているようですが、黙祷する意味についてはよくわかっていないようでした。

それは無理からぬこと。震災から15年。これからは「記憶している世代」よりも「知らない世代」のほうがだんだん多くなっていきます。だからこそ、震災や戦争の出来事をどのように受け継いでいくのかということは家の中でも問題になるのだと思います。

津波によって浸水した宮城県仙台市宮城野区沿岸(2011年3月12日) U.S. Navy photo – パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=14585877による 

世の中には、記憶を風化させないためのさまざまな取り組みがあります。

たとえば体験者の証言を映像で残したり、資料館で展示したり、毎年同じ日に黙祷や追悼式を行ったりする方法です。個人が持っている体験や思い出を記録(アーカイブ)し、それを社会全体で共有する。いわば「個人の記憶を社会の記憶にする」試みです。

日本では、祈り鎮魂の意味を持つ場所が多いのが特徴だと言われていますです。たとえば

広島平和記念資料館 や原爆ドーム のある広島平和記念公園などは、静かに手を合わせる「祈りの空間」として整備されています。

一方、ヨーロッパでは「記憶を忘れないように問いかける装置」として作られることが多いと言われています。

たとえばドイツ・ハールブルクの反ファシズム記念碑 は、市民が名前を書き込むたびに少しずつ地面に沈んでいき、最終的には見えなくなってしまう記念碑でした。

「記念碑に任せてしまうと、人は記憶する責任を忘れてしまう。記憶は人間自身が担うべきだ」という思想から生まれたものです。さすが哲学大国ドイツです。

また、ヨーロッパの街には、シュトルパーシュタイン(つまずきの石)と呼ばれる小さな真鍮のプレートが歩道に埋め込まれています。

Christian Michelides, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=53127305による

ナチスに迫害された人の名前が刻まれています。歩いている人が「これは何だろう」と立ち止まることで歴史に出会う仕組みです。プレートは迫害された人が生前住んでいた家の前に埋め込まれています。現在ヨーロッパで 10万個以上 設置されているそうです。アンネ・フランクの名前が刻まれたプレートはオランダ・アムステルダムの「隠れ家」の前にあります。

 

記憶は場所に宿る。

 

日本でも、出来事が起きた場所をそのまま残す取り組みが広がっています。

震災遺構 大川小学校 のように、建物を遺構として保存し、「何が起きたのか」「なぜそうなったのか」を考える場所にしている例もあります。

震災や戦争の記憶は、放っておくとどうしても薄れていきます。けれども、記録したり、場所として残したり、語り継いだりすることで、社会の中にとどめることができます。

娘はまだ黙祷の意味を完全には理解していません。でも、今日の出来事が小さなきっかけになって、いつか震災のことを自分なりに考える日が来るのかもしれません。親も頑張らないといけません。

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