本日、営業よりアップします。
高校生くらいになると、いろんな学校から有象無象が集まってきます。信じられないくらい頭のいいやつとか、独学のピアノでチャイコフスキーを弾くやつとか、モデルのように足の長い子とか・・・そんな中で、高3で同級生になったFくんは私に静かな感動を与えてくれた友だちでした。彼はNHKのラジオ第2放送の「気象通報」を聞きながら、天気図を描くことを趣味にしていました。
「南大東島では、北西の風、風力3、天気曇り、気圧1016ミリバール、気温18度・・・・」というやつです。(今はミリバールではなくてヘクトパスカル)眠れない夜は「気象通報」をBGMにすると良いと言われるほどに退屈な気象通報ですが、Fくんによると、個々の地点のデータは小さくてもそれがたくさん集まると無限の情報が引き出せるのだそうです。彼は大学には行かなかったけれど気象庁関連の役所に就職しました。なるべくしてなったわけです。
さてFくんの場合は天気だったけれど、ある人にとっては地図かもしれません。そういう人は国土地理院だとかゼンリンだとかに落ち着くのでしょう。
仕事柄、ゼンリンの地図には大変お世話になっています。
ゼンリン地図の特徴といえば、①建物ごとに表札名(入居者名)が載っていること②住居表示と地番がわかること③信号機や交差点名、バス停の位置、一方通行がわかる などが挙げられます。あと④用途地域・建蔽率・容積率もわかります。
これらはGoogleMapではわかりません。(もっとも最近は③のバス停の位置などは表示されるようになりましたが)

日本の住居表示の複雑なところは「地番」と「住居表示」に分かれていることがある点です。例えば住居表示が「〇〇3丁目6番地41」なのに地番は「○○3丁目1977番12」だったり、住居表示がお隣さんと同じだったり・・・
「地番」は、土地一筆ごとに法務局が管理している番号です。
登記簿や公図、固定資産税などで使われる、いわば「土地の戸籍番号」です。地番は順番どおりに並んでいないことも多く、隣同士なのに番号が飛んでいる、ということも普通にあります。そのため地番だけを見て現地を探すのは、正直かなり難しいです。
一方「住居表示」は、市区町村が定めていて、人が住むための住所。「〇丁目〇番地〇号」という、郵便やカーナビで使われる、私たちにとって馴染みのある表記です
契約書・登記・法的な話 のときは「地番」、現地案内・工事場所・日常的なやりとりは「住居表示」で行うというように使い分けます。
ゼンリンの職員は歩いて歩いて歩いて、足で情報を積み上げてくれています。きっとなるべくしてなった方たちなのだと思います。











