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2026年03月17日

ツインベル式目覚まし時計とトラウマ体験

本日、営業よりアップします。

20代のころ使っていた目覚まし時計は、ツインベル式のものでした。上に二つの金属のベルがついていて、その中央に小さなハンマーがあり、時間になるとそれが左右のベルを猛烈な勢いで叩き続けるというものです。その音はけたたましいという言葉がぴったりで、布団の中で跳ね起きるほどの衝撃がありました。目覚まし時計というより、もはや非常ベルでした。

実際、その効果は絶大で、寝坊して遅刻してしまったという失敗は自分には一度もありませんでした。

ところが、しばらく使っているうちに妙な現象が起き始めました。

だんだん、目覚ましベルが鳴る前に目が覚めるようになったのです。

朝方目が覚めて時計を見ると、アラームの数分前。
「あと少しであの音が鳴る」と思いあわててスイッチを切る。

これはもはや恐怖による覚醒だったのかもしれません。爆音を回避するために、無意識に起きてしまうのです。

それから何十年も経ち、もうあの目覚まし時計は使ってはいません。使ってはいませんが動いています。(10年くらい電池交換した覚えがないのに。)

ところが最近、妙なことが起きるようになったのです。

夢の中で目覚まし時計を止めるようになったのです。あるいは目覚まし時計を止める夢を見るようになったのです。

夢の中で、あのけたたましいベルが鳴っている。
私は飛び起きてベルを止める。安心して、また眠る。(すべて夢の中)

ふと目が覚めて、不安になる。
「さっき目覚まし止めたよな?」(夢とうつつの境界)

「しまった、二度寝した!」
慌てて布団から起き上がる。(覚醒)

時計を見ると、まだ午前2時・・・(呆然)

これは、なかなかこたえます。
精神的に追い詰められているのでしょうか?

人間は危機を避けるために進化してきた生き物だといいます。
「遅刻してはいけない」というプレッシャーが、睡眠の奥深くまで入り込んでしまっているのでしょうか。

そう考えると、20代のころ使っていたあの目覚まし時計は、ある意味で強烈なトラウマ装置だったのかもしれない。

 

久しぶりに音鳴らしてみようかな。

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