大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を毎週楽しみにしている事務より投稿です。
最近読んだ本はそんな豊臣家にまつわる内容で、武内涼『駒姫 三条河原異聞』という歴史小説です📖秀吉の三大失政(諸説あり)のひとつ、秀次事件に巻き込まれたお姫様に焦点を当てたお話です。

謀反の疑いありとして切腹した秀吉の甥・秀次ですが、残酷なことにその妻子一族39名までもが連座処刑されてしまいます。その中には、側室になる為に出羽(現在の山形・秋田)から上洛したばかりの最上義光の娘・駒姫(15歳)も含まれていました。まだ、秀次にお目通り叶っていなかったともいわれます。
歴代の大河ドラマでもしばしば描かれることがありますが、とても胸が痛む場面です😞
39名を弔う寺院は、京都の三条大橋のたもとにあります。中央には引導地蔵尊が祀られ、彼女らを極楽浄土へ導いたと伝えられています。

当時は現代日本と命の価値基準が異なり、理不尽な処罰や連座で責任を取らねばならないときも多々ありました。権力者の裁量ひとつで命の行方が決まる恐ろしさを感じるとともに、現代の、法律で最低限の権利が守られ、意見を表明でき、社会に参加できるありがたさが、より胸に沁みます。
数百年前の出来事ですが確かに起きた事実であり、彼女たちのことを知り、思うことが供養に繋がるのではと思います。












