本日営業よりアップします。
連日暑いですね。梅雨前線どこに行ってしまったのでしょうか。
2週間予報を見ると恐怖すら感じます。
さて、6月中旬となると、梅仕事の始まりです。
和歌山から届いた梅です。箱を開けると桃のような甘い香りが立ちのぼります。
今年は少し小さめの梅を希望しました。
梅が届いたら、とりあえず一晩水につけておきます。これでアク抜きになるそうです。
翌朝、ザルにあげて水気を切ります。
そして、ヘタをとります。すこし面倒くさい作業ですが、無心になれます。
この作業はこんかい母娘に任せました。たまたま遊びに来た娘の友達が動員されていました(笑)
ヘタを取ったら、いよいよ塩漬けにしていきます。
梅の重さの20%の塩を使います。
普段の料理でははせいぜい2本ないし3本の指でつまむほどの量しか使いませんが、4キロの塩を扱うとなると、力士が土俵でするように手のひらでぐわしとつかむことになります。すこし湿り気を帯びた粗塩の感触が新鮮です。
あとは重しをして、水が上がるのを待つだけです。
7月上旬に紫蘇が出回るようになると、次の作業が始まります。